レーザ加工機向け「リモート診断機能」は、当社のサービスセンターに設置した端末から直接お客様のレーザ加工機の状況を遠隔診断して予防保全情報を提供し、故障時にも当社のスタッフから迅速な対応を行う機能です。
さらに、当社サービスセンターから、ソフトウェアのバージョンアップや加工条件の変更なども実施できます。
事例1
軟鋼厚板を切断しているのですが、切断面が粗いです。
もっときれいに切るにはどうしたらいいですか?
加工条件を確認
その場合でしたら、加工ガス圧力を少し低下させればきれいな切断面になります。
圧力を0.8キロに調整したので、これで試し加工をお願いします。
なるほど!
きれいに切れるようになりました。
事例2
標準条件に登録されていない特殊材料の加工条件が欲しいのですが。
条件サーチを確認
それでは、リモート診断でお客様のNCに特殊加工条件を登録いたします。
直接登録していただけたので、こちらの手間が省けて助かりました。
事例3
プログラムをチェックした時にフォーマットエラーが発生しています。 何が問題なのか分かりません。
プログラムを確認
リモート診断でプログラムを確認いたしましたところ、お客様が使用しているG03のコードで、I,Jの指令が入っていないようです。
このため円弧がうまくできずにアラームが発生していると思われます。
I,Jの設定を直してみましょう。
なるほど。
こちらでプログラムに指令を入れます。
短時間で解決できたので助かりました。