レーザ加工機 iQ Care Remote4U
三和株式会社

リモートサービス『iQ Care Remote4U』によって、自動仕分けシステムASTES4の業務改善や稼働率を向上!

事例のポイント

  • 稼働情報の詳細データで業務改善を後押し
  • 『稼働率向上!』目標達成としてのツール
  • 加工技術のスペシャリストが、遠隔からサポート
三和株式会社

三和株式会社

三和株式会社では、三菱電機株式会社、株式会社東芝の指定工場としてレーザ加工機、放電加工機、制御盤、電磁開閉器、エレベーターなどの部品を生産している。

同社の最大の特徴は、レーザ加工機からストッカーシステムまで「最新鋭の設備」を揃えている点である。多彩な加工機と優れた技術力を駆使することで設計、部品加工(板金)、組み立て、試験検査の全行程を高いレベルで行うことを可能としている。

三和株式会社 大和工場
三和株式会社 大和工場
代表取締役 朝日 和夫氏
代表取締役 朝日 和夫氏

IoT化を進める最新鋭の工場は、従業員の“モチベーション向上”に

設備投資への意欲は実績として表れており、1988年岐阜県内で初めてCO₂レーザ加工機を導入。さらに2019年にはレーザ自動仕分け装置「ASTES4 Light」を日本で初導入している。
積極的に最新設備を導入する背景には、お客様からの要望に応えることはもちろんだが、それと共に従業員への「ある想い」も込められている。

「最新設備の揃う工場というのは従業員の仕事に対する“誇り”につながるはず」と三和株式会社代表取締役の朝日和夫氏は語る。常に新しいものを取り入れることで、従業員への刺激を促し、同社で働く「モチベーション」を感じて欲しいと考えている。

同社は自動化やIoT化など少人化・効率化に向けた設備投資にも積極的に取り組んでいる。
「ASTES4の導入には、レーザ加工機に付属するiQ Care Remote4U(以下、リモートサービス)が大きな決め手となった。夜間運転時のトラブル対応などが圧倒的に早くなり、リモートサービス導入による改善効果を実感できた。これを契機に工場全体のIoT化を推し進めることができれば」と朝日氏はIoT化の推進を計画している。

iQ Care Remote4Uを導入した、レーザ加工機「ML3015ex-F40」
iQ Care Remote4Uを導入した、レーザ加工機「ML3015ex-F40」
レーザ加工機自動仕分けシステム「ASTES4 Light」
レーザ加工機自動仕分けシステム「ASTES4 Light」

稼働情報の詳細データで業務改善を後押し

リモートサービスのもたらすIoT技術の一つが、製造現場から離れた場所でも加工機の稼働情報をリアルタイムで確認できる「ダッシュボード機能(以下、ダッシュボード)」である。

三和株式会社の盤板金製造部部長を務める鷲見栄氏は「従来、機械の稼働状況は現場に行かなければ把握できなかったが、事務所にいながら確認することが可能になった。現場への指示やトラブル対応が飛躍的に早くなった」とその効果を語る。

遠隔での稼働情報の取得というメリットと同時に、鷲見氏は情報の内容にも大きな価値を見出した。
例えば、ダッシュボードで詳細な停止データを取得した結果、「加工機ヘッドの干渉によるトラブル」が特に多く発生していることが見えてきた。
更に「干渉を起こしているケースを詳しく調べると、加工品がわずかに熱で湾曲していることが原因だと判明した。加工プログラムの改良を行い、同様のエラーを大幅に減少させることができた」と鷲見氏はダッシュボードがもたらした改善について振り返る。

盤板金製造部 部長 鷲見 栄氏
盤板金製造部 部長 鷲見 栄氏
加工データのNGは、アラーム履歴から確認し、加工プログラムの改良を行っている。
加工データのNGは、アラーム履歴から確認し、加工プログラムの改良を行っている。

『稼働率向上!』目標達成としてのツール

同社では長らく「稼働率50%」という目標を掲げてきた。
この目標へのアプローチにもダッシュボードは大きな役割を果たしている。「ダッシュボードでは、帳票出力により1カ月の加工機の稼働データをPDFデータとして出力することができる。稼働データの推移を確認することで、目標を達成できているかをいつでも一目で確認することができるようになった」と鷲見氏は語る。達成の有無が明確に“見える化”されることで、日々の業務においても稼働率を強く意識する姿勢が従業員の間で生まれ始めている。

帳票出力により1ヵ月の稼働データをPDFデータとして出力
帳票出力により1ヵ月のPDFデータをPDFデータとして出力
稼働データを可視化して稼働率50%の目標達成有無を確認
稼働データを可視化して稼働率50%の目標達成有無を確認

同社では目標達成へのツールとしてだけでなく、ダッシュボードを社内会議にも活用している。
「ダッシュボードでは、さらに詳細な稼働データをCSVファイルで出力することができる。CSVファイルは加工時間と待機時間の関係を分析し、可視化するのに適しているため、会議の資料としても使いやすい。稼働率向上を目指し、作業改善に向けた有意義な議論を行なうことができている」と鷲見氏はダッシュボードがもたらした効果を語る。

帳票出力により、一か月分のデータをCSVで出力できる。
帳票出力により、一か月分のデータをCSVで出力できる。
稼働データの推移を共有し、稼働率向上を目指している。
稼働データの推移を共有し、稼働率向上を目指している。

リアルタイム通知で作業効率が著しく改善

ダッシュボードは、加工機の運転状況や加工状況をメールで受け取ることができる「メール通報機能」によって、現場にも大きな変化をもたらした。

同社の板金課機械係長の武藤聡士氏は「機械の異常や作業終了の知らせをスマホで受け取ることができるので、加工機から離れていても連絡を受けてすぐに確認に向かうことができる。また、夜間生産では、出社前に夜間の加工実績をメールで確認することが可能となり、従来に比べて出社後の作業段取りがとてもスムーズになった」と作業効率の向上を実感している。

板金課 機械係長 武藤 聡士氏
板金課 機械係長 武藤 聡士氏
機械の異常や作業終了の知らせをスマホで受け取ることができるメール通報機能
機械の異常や作業終了の知らせをスマホで受け取ることができるメール通報機能

加工技術のスペシャリストが、遠隔からサポート

加工トラブル(加工不良、プログラムエラーなど)に対しては、加工技術センターから遠隔サポートを受けることができる「リモート診断機能」を搭載している。
「従来の電話対応と比べ、双方が同じ画面を見ながら情報を共有できるのは格段に効率的である」と武藤氏はリモート診断の情報伝達のスピード感を高く評価している。

同社では、実際に数回リモート診断によるサポートを経験している。「従来は、メールで加工プログラムを送信したり、加工条件を受信して加工機へインストールするなど、解決にいたるまで長いマシンダウンタイムがあった。リモート診断を用いることで、加工技術のスペシャリストが加工条件やプログラムを遠隔から修正。実際のケースでも、特殊材料の加工条件をオンライン上でインストールすることで即時に解決してくれた」と武藤氏はリモート診断の利便性に驚きを感じている。

加工プログラムを共有している三和株式会社様
加工プログラムを共有している三和株式会社様
加工技術センターから遠隔で特殊条件をインストール
加工技術センターから遠隔で特殊条件をインストール

稼働を止めない、価値のある提案をこれからも

同社は、加工機の故障に対する予防・保全にも注力している。「大和工場へは、名古屋市内から1時間以上の移動時間がかかってしまう。MMEGの出動が必要な故障は即ち膨大なタイムロスにつながる。そのため何よりも“故障を未然に防ぐ”ことを一番重視している」と管理部部長の野下良孝氏は定期的なメンテナンスの必要性を語る。

「MMEGのカスタマーエンジニアは定期点検の質だけではなく、交換部品の知識も豊富で当社に合った提案をしてくれるなど、弊社の重要視する“故障を未然に防ぐ”を高い次元で理解してくれている」と野下氏はMMEGのサポートに満足を感じている。
「今後はトラブル対応だけでなく、iQ Care Remote4Uによって集めたデータをもとに効率的な生産工程の提案など、改善活動へのサポートを望んでいる」と野下氏はMMEGの価値のある提案に期待を寄せている。

管理部 部長 野下 良孝氏
管理部 部長 野下 良孝氏
新しい挑戦を常に支え続けてくれたパートナーとして信頼を寄せている
新しい挑戦を常に支え続けてくれたパートナーとして信頼を寄せている
企業情報:

三和株式会社(大和工場)
〒501-4613 岐阜県郡上市大和町名皿部932番地

事業内容:

各種工作機械部品の製造、組み立て

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